クレバード株式会社 スタッフのWeb運用@トピック

大阪中央区にあるWebコンサルティング会社、クレバード株式会社スタッフが綴る、Web運用テクニックなどに関する備忘録のようなもの?

WindowsXPパソコンのWindowsUpdateが失敗するとき・遅くてCPU使用率が100%になるときは

2014年4月9日にサポートが終了するWindowsXPですけど、まだまだ現役で使われている企業様や個人様もたくさんいらっしゃるでしょう。

 

その、WindowsXPでこんな問題が発生しています。

  1. パソコンの動きが遅く使い物にならない。
    →これはWindowsUpdateの更新リストを作成するに当たり、更新モジュールに問題があるためにパソコンの処理能力のほぼすべてを使い切ってしまうからです。タスクマネージャーで確認すると、svcehost.exeがプロセスを専有し、CPU使用率が100%となっています。
  2. WindowsUpdateを手動で行っても、更新できない、もしくは非常に時間がかかる。
    →1.と同様にリスト作成が出来ずに動作が止まったようになってしまいます。

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原因は、マイクロソフトが配布している「Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム」において2013年8月ごろから問題があり、低スペックなパソコンに起きやすいとされています。

Windows XP や Windows Server 2003 環境において、Windows Update 実行時に Svchost.exe の CPU 使用率が 100 % となる、時間を大幅に要する

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この問題はWindowsUpdateを使用しないことでこの問題は回避できますけど、インターネット環境に繋いであるパソコンならばWindowsUpdateを行わないのは危険すぎます

ちょっと面倒かもしれませんが、解決する方法があります。

 それは、更新失敗のもととなる「Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム」を手作業で更新すれば、次のWindowsUpdateまでは問題なく使用できるようになります。

根本的な解決はMicrosoftにゆだねることになりますので、当面はこの方法でWindowsXPパソコンを安全に使えるようにしましょう。

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この記事執筆時で最新の「マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-097 - 緊急
Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2898785)
」をダウンロードします。このモジュールは毎月変わるので、トラブル発生時で最新のものをダウンロードするようにしてください。

と、その前に、トラブルを起こしたパソコンはとんでもなく遅くなっていて、操作をしてもなかなか動かない状態になっていることが多いので、まず、トラブルの元凶となるWindowsUpdateの自動更新サービスを強制的に停止します

エクスプローラーのマイコンピューターを右クリックするとサブメニューが表示されます。その中の「管理」をクリック。

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コンピュータの管理、という画面が出ますので、左の一覧の中からサービスとアプリケーション→サービスをクリックします。

右のサービス一覧の中に、「Automatic Update」があるので、右クリックして停止を選択します。

ここで、停止できない時がありますので、その時はパソコンを再起動後、すぐにこの画面にて停止すると止まります。

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これで、パソコンの負荷がぐっと下がり、普通に操作を受け付けるようになります。

先ほどの「マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-097 - 緊急 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2898785)」のページを開き、お使いのInternetExplorerにあったセキュリティ更新プログラムを選択します。

例として使用しているパソコンは、InternetExplorer7を使用していますので、IE7用の更新プログラムをダウンロードします。

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ファイルのダウンロードダイアログが出ますので、「実行」をクリックして下さい。

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セキュリティの警告が出ます。「実行する」をクリックして下さい。

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セキュリティ更新プログラムの画面が出ますので、ダウンロードしたInternetExplorerや、そのほかのプログラムも閉じておきます。

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画面の指示に従い、インストールを進めます。

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インストールが完了したら、パソコンを再起動して下さい。

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再起動後、WindowsUpdateを行って、更新一覧が出て、パソコンの負荷が無い状態になれば成功です。

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最も面倒なのは、新しい更新モジュールの番号を探し出すところです。2013年12月12日現在では最新は「MS13-097(KB2898785)」です。

2014年になれば、おそらく「MS14-***」という番号になるかと推測されます。

【2014年1月15日追記】
2014年1月はInternetExplorerの累積的なセキュリティ更新プログラムがありませんのでMS13-097(KB2898785)が最新モジュールとなります。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms14-jan

【2014年2月25日追記】

2014年2月はMS14-010(KB2909921)がありますが、普通にアップデートできました。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms14-010