クレバード株式会社 スタッフのWeb運用@トピック

大阪中央区にあるWebコンサルティング会社、クレバード株式会社スタッフが綴る、Web運用テクニックなどに関する備忘録のようなもの?

壊れた画像ファイルを復旧してそれなりに見えるようにする

 先日、とあるお客様からこんなご依頼がありました。

「CD-Rに書き込んだ写真ファイルが読めないんです。明日提出の書類なんだけど何とかなりませんかねぇ?」

弊社を信用して頼ってこられたので、何としてでも解決したいものです。

 

破損したCDを借り受けたところ、まず一目で破損原因がわかりました。

CDのレーベル面に水性ボールペンで書き込んだために、CDのデータ記録層が破壊されたようです。

 

CDってその程度で壊れるの?

 

ええ、壊れます。CDは読み取り側(きらきら光っている面)がほぼ2mmのポリカーボネイトで、こちら側の傷には非常に強くできていますが、反対のレーベル面はすぐ下が記録層となっていて非常に弱いもので、貼り付けたラベルを剥がすだけでも破損の危険性があります。DVDはこの問題の対策がなされていて、表裏から同じ距離のところに記録層があり、どちらからの傷にも強くなっています。

 

さてと、CDを実際に読み取らせました。弊社の機器の中でも最も読み取り能力の高いパソコンを使って読み込ませたところ、必要な部分のほぼ半分が読み取れ、半分は壊れているかまったく読み取れない状態・・・

壊れたファイルはこのようになっていました。

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ここからファイルを読めるよう、見えるようにしていきます。

まず、ファイル復旧ソフトなるものがあります。これを使って読み取らせると、完全に読み取れなかったファイルも復活し、ある程度の全体像が分かるようになりました。 

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例のファイルは位置情報がずれ、色情報が途中からおかしくなっています。

 

まずは位置のずれを直し、色情報を抹消して白黒で仕上げました。

輝度などの情報も狂っているので若干違和感はありますけど、体裁はなしました。

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次は、カラーでの復旧です

かなり苦労しましたけど、失われた色情報にあわせて正常な部分の色を減色調整し、カラーっぽく仕上げました。 

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 キーとなるのはアスファルトの色、土の色、作業着の色ですけど、一番面積の大きいアスファルトの色で合わせました。

 

このようにして修復したファイルを数個、お客様にお渡ししたところ、無事に書類提出が完了し、お客様より感謝の言葉をいただきました。

 

 CDやDVDが 読みだせなくて困った時、ご一報いただけませんか。何かのお力添えになれるかもしれません。