クレバード株式会社 スタッフのWeb運用@トピック

大阪中央区にあるWebコンサルティング会社、クレバード株式会社スタッフが綴る、Web運用テクニックなどに関する備忘録のようなもの?

Yahoo!JAPANが関連検索ワードにおける「虫眼鏡」サイトの取締りを強化

Yahoo!JAPANが「関連検索ワード」「虫眼鏡」を悪用したSEOへの取り締まりを強化し、Yahoo!JAPAN検索の検索結果からスパム業者を排除しています。

もちろんスパム業者に対してのみではなく、業者に依頼してしまったクライアントに対しても同等の対応をされます。せっかく作った会社のWEBサイトがYahoo!JAPANから「有害なサイトである」とみなされることになってしまいます。

そこでお客様に注意を促すために、今回は「関連検索ワードSEO」「虫眼鏡SEO」について説明します。

1.関連検索ワードSEO及び眼鏡SEOを禁止

Yahoo! JAPANは、関連検索ワードやキーワード入力補助に表示されるワードを操作するサービスを提供する業者、いわゆる「虫眼鏡SEO」業者への対策を強化した模様です。 Yahoo!JAPANブログ記事はこちら2010年12月14日現在、Yahoo!JAPAN検索にて「虫眼鏡SEO」と検索すると、同サービスを生業とする業者がインデックスから削除されています。 また、虫眼鏡SEOを禁止し、操作行為により被害が発生した場合は、「刑事・民事での法的責任を追求することがあります。」 と明記するなど、固く禁じているという姿勢を鮮明に出しています。 さらに、実際にスパム行為を行っている業者(実行者)だけでなく、それらの企業に依頼をしている各サイト(依頼者)に対しても、何らかの措置を検討する場合があると説明し、注意を促しています。 Yahoo!JAPANの公開した文をまとめます。

  • 虫眼鏡検索スパムや入力補助スパムは、スパム行為である。
  • 「認められた行為で許諾を得ている」と主張する業者がいるが、Yahoo! JAPANとして、関連検索ワードやキーワード入力補助の操作を業者に許諾することはない。
  • 発見した場合は、スパム行為を行っている業者に措置を検討する。
  • さらに、業者に依頼した企業に対しても措置を検討する場合がある。
  • そうした業者から売り込みがあった場合は、ヤフーに報告してほしい。

2.虫眼鏡および関連検索ワードを使ったSEOとはどんなもの?

虫眼鏡SEO、関連検索ワードSEOとは、Yahoo! JAPANの検索結果画面で、検索窓のすぐ下とページ下部にある「虫眼鏡」のマークの横に並んでいる「関連検索ワード」部分(図1)やキーワード入力補部分(図2)に、社名やサービス名など好きなキーワードを表示する機能を使用してユーザーの関心を引き、アクセス数を増やすサービスのことです。 図1 関連検索ワード 関連検索ワード 図2 キーワード入力補助 キーワード入力補助たとえばターゲットキーワードを「映画」、会社名を「○○○」とします。この場合、検索窓に“映画”と入力しようとすると、「映画 ○○○」という候補が表示されますよね。また関連検索ワード欄にも「映画 ○○○」というリンクが表示されるようになります。これらリンクをクリックすると、依頼者のサイトしか掲載されていないYahoo!JAPAN検索結果画面が表示されます。こうして検索ユーザーを依頼者サイトへ誘導する仕組みとなっています。
このような虫眼鏡SEOは、実際にインターネットユーザーに対しての有効なアピールとなり、リスティング広告や通常のSEO対策よりも安易にアクセス数を挙げることが出来てしまうため、こうした業者のビジネスは成立しています。

3.なぜスパム扱いされるに至ったのか

「アクセス数が増えるSEOならいいのではないか」「業者がやるなら大丈夫なのではないか」、そう思われる方もおられるかもしれません。 ですが、関連検索ワードやキーワード入力補助は、ユーザーの検索行動を支援するために提供されている機能です。この欄に表示されるワードを操作し、人為的に不特定多数の集団を誘導することは、検索事業者にとってインターネットユーザーの検索に対する満足度、Yahoo!JAPAN検索の品質低下を招く明白なスパム行為に他ならないのです!

4.業者及びSEOを施してしまったサイトについて

2011年3月12日現在、Yahoo!JAPANのこうした措置によって「虫眼鏡SEO」や「関連検索ワード」といった検索ワードで検索すると、スパム業者のページがYahoo!JAPAN検索では表示されなくなっています。 虫眼鏡SEO業者に依頼した企業に対しては、Yahoo!JAPANより実際に制裁を加えられたという事例は聞いていませんが、Yahoo!JAPANの公開した文書に「業者に依頼した企業に対しても措置を検討する場合がある」とあるため、「スパムサイト」と見なされることは想像に難くありません。一度スパムと見なされると検索から除外されてしまい、検索に載るためには再審査を依頼しなくてはならなくなります。再審査に通ったとしても、それまで築きあげた信頼は無くなり、再び0からのスタートとなります。

「関連検索ワードに載る」とだけ聞くと、とても有効でアクセス数がアップしそうなSEOだと思ってしまい、依頼してしまいそうですが、実際には違法です。「知らなかった」では済まされず、信頼は失われてしまいます。このような情報に敏感にアンテナを張らなくてはいけないなということを学びました。 今回違法であるということを知ることが出来たので、みなさんにお伝えしたく記事を書きました。気を付けてくださいね。